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アメリカ・ロサンゼルス幼稚園情報 [すいか幼稚園]

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野生のイルカ

プール等で飼われているイルカは

ストレス度も高く、

イルカ自体が健全な

状態ではないために

良い効果は期待できない。


野生のイルカなら生存に必

要不可欠なソナー

(イルカの使う反響定位)

も、人工のプールの中では反響して

戻ってくるのは自分のエコーだけ…

そのためにソナーの機能を自ら

シャットダウンするそうです。


中には自殺行為を図るイルカもいるそうで、

本当に心が痛みます。

そのような事実から、


Denisは野生のイルカを使ってセラピーを始めました。



彼は、

「障害を持つ子どもたちだけでなく誰でも、

現実の世界で本物の経験を積

むことが何よりも大切だ」

と言っていました。

水族館等で体験できるイルカのプログラムは

安全で確実だけれども、

それは本物の経験ではない。

私もその考えには大賛成で、

Denisの横で大きくうなずきました。



DenisはWater Planetを創設してから今まで、

身体的、精神的障害を持った子どもたち

にたくさん出会い、

間近で彼らの進展をたくさん

見てきたそうです。


彼の経験からすると、

イルカセラピーを成功させているのは

世間で騒がれているイルカの癒し効果ではなく、

子ども自身の中から湧き出てくる「意欲」、

自然の中での「本物の体験」、

そして周囲の家族やセラピストの

「励まし」

だそうです。



現在フロリダではイルカに触ること、

餌をあげること、追いかけることは違法

とされています。


Water Planetのような野生のイルカを使っ

たセラピーではイルカと泳げると

いった確実性はないけれど、

それが自然の姿であり、

イルカが気が向くときに一緒に泳ぎ、

環境や自然界の生物について学ぶ場

を持つことが子どもにとってとても

大切だと話してくれました。


続く・・・

therapy



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